足立区の歯医者 前田歯科医院の院長コラム

第11回「歯がダメになるって本当?」

先日、竹ノ塚にお住まいの女性の方が「歯が痛い」と来院されました。お話を伺ってみると、「子供を生んだとたん歯がダメになったんです」とおっしゃるのです。「本当?いいえ、妊娠して歯のカルシウムが胎児に取られることはありません」ご安心を!出産後旧に虫歯が悪化するように思えるのは、つわりで食事が不規則になったり、歯磨きで気持ちが悪くなるなど生活の変化が大きいな原因です。

妊娠と分かった時から、すでに赤ちゃんの歯は作られ始めています。歯を作るのに必要な栄養素と言えば、カルシウムばかりを考えがちですが、実際はたんぱく質、ビタミン、リン、フッ素なども必要です。つまり、特別な栄養素だけを必要としているわけではありません。規則正しい生活とバランスの良い食事に気を配って下さい。

また妊娠中はホルモンバランスの関係で歯肉炎になりやすくなります。大切な赤ちゃんのためにも、かかりつけの歯医者さんで月に一回はプロのクリーニングを受けられる事をお勧めします。お母さん頑張って!

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