第26回「マイハイジニスト?」
竹ノ塚の50代の女性の方がまた、定期管理に来院されました。もう、10年以上続いています。当時、大学病院で「残念ですが、抜歯して総入れ歯になります。」と言われての来院でした。確かに重度の歯周病でしたが、自分の歯を残したいと切望され、予防プログラムに従い家庭でのお手入れと、PMTC主体の定期管理を続けてきた結果、一本も抜歯することなく、現在20本以上歯を残しています。定期管理の大切さを自覚している彼女、帰る時には必ず「歯を失わないように、また来ますね!」と言われます。来院の度に細やかなコミュニケーションによって生活情報を把握し、どんな小さな変化も見逃さないのも衛生士担当制だからできること。総入れ歯から彼女を救ったのは歯医者ではなく担当衛生士だったのです。欧米では、私たち同様、衛生士担当制が常識。ご自分の大切な歯を失わないための重要なパートナー。担当衛生士「マイハイジニスト」をお持ちですか?あなたもかかりつけの歯医者さんに相談なさってみては・・・。
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