第34回「顎関節症?」
最近、「アゴが痛くて、口が開けられない」と来院される方が増えています。
口が開けにくい。開けたり閉じたりすると耳の前が痛い。アゴの関節がコキンと音をたてる。こんな症状を総称して「顎関節症」と言います。原因として、歯並びや噛み合わせの悪さが考えられます。
しかし、歯並びや噛み合わせは良くてもその使い方が悪くて「顎関節症」になってしまう事があるのです。
例えば、食事の時に正面を向いて食べるのではなく、テレビを見ながら横を向いて食べていたり、あまり噛まない早食いや、硬いものばかり好んで食べ過ぎてアゴや首の筋肉に負担をかけ過ぎたりすることも原因の一つになってしまいます。
ストレスや緊張による首や肩の筋肉のコリが常に続くとそれが原因になる事があります。
「顎関節症」を治すには思い当たる原因を一つ一つ解消していくことが大切です。
しかし、こんな症状のある方は、まず、お口の中に原因がないかどうか一度かかりつけの歯医者さんに相談してみて下さいね。
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