足立区の歯医者 前田歯科医院の院長コラム

第44回「乳歯だからいいの?」

先日まで、一ツ家にお住まいの7歳の男の子が虫歯治療に通っていました。通常、治療前には唾液検査します。とっても悲しい事ですが、この子のお母さんは「どうせ乳歯は生え変わるし、そんな検査は必要ありません。」そう言われました。

本当にそうでしょうか?

唾液検査では、今のお口の環境がどれくらい虫歯になるかというリスク(危険度)が分かります。それが分かれば可能な限り虫歯にしないための予防プログラムが立てられます。

しかし、今のままであれば、また虫歯が再発したり、別の所が虫歯になる可能性は高いままなのです。結局のところ虫歯治療のイタチゴッコになってしまします。ひょっとすると、あなたも小さい時からズーッと虫歯治療の繰り返しをしていませんか?

子供の時から、自分自身の虫歯になるリスクを知り、早期に自分に合った予防プグラムを実行し生涯、白くて健康な永久歯でいたいものですね。気になるあなた、かかりつけの歯医者さんに相談なさってみては・・・。

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