足立区の歯医者 前田歯科医院の院長コラム

第52回「へー、そうなんですね(前編)」

先日、一ツ家にお住まいの30歳代の女性の方が「歯茎が痛いんです」と来院されました。拝見したところ、右下の歯茎が急性炎症を起こしていたのです。
また、他にも虫歯や歯周病が疑われたため、歯のレントゲンを10枚撮る事を説明しました。すると「そんなにいっぱい撮って大丈夫ですか?」
不安なのも無理はありません。今まで何故レントゲンが必要なのか、被爆がどれくらいの危険度なのか教えてもらっていないのですから。
「私たちが自然界から被爆する線量は1年間で平均2.4mSvです。頭部CTスキャンで1.09mSv、胃の透視では4.15mSvで、それに比べて歯の場合は、0.02〜0.04mSvと非常に低くなっています。被爆のデメリットよりも見ただけでは分らない部分の診断(視診)が出来るというメリットの方が優位だと思います。」と説明したところ、「お願いします」と撮影も上手くいきました。
あなたも疑問や不安に思う事は遠慮せず、かかりつけの歯医者さんに相談されてみては・・・。(後編へ続く)

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