足立区の歯医者 前田歯科医院の院長コラム

第72回「歯を残したい!」

先日、一ッ家にお住まいの40歳代の女性の方が歯磨きすると出血するし、痛くて何も咬めないようになってきたと来院されました。精密検査で「重度歯周病」と診断されました。

後日、現状や治療計画などを説明し同意をいただき治療を開始しました。数本の歯は抜歯する以外にありませんでしたが、それでも多くの歯は外科手術さえ行えばまだ助かる可能性が十分ありました。

歯周病治療は本当に長い時間がかかります。それ故「どうしても歯を残したい」という強い気持ちと積極的な治療への協力が必要です。

治療開始から半年が過ぎたころから症状は改善され、何も咬めなかった歯が何でも食べられるようになりました。

「最初は、辛かったので全部抜いて、入れ歯にしたいと思いましたが、励まされてここまで来れました。やっぱり自分の歯が一番ですね。全部良くなっても必ず定期管理に通いますからね。」

私たちにとって本当に嬉しい瞬間でした。あなたもかかりつけの歯医者さんに相談してみては・・・。

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