第73回「CT検査」
先日、島根町の40歳代の女性の方がどうしてもインプラント治療を受けたいと来院されました。お話を伺ってみると、他院で歯周病のために数本の歯を抜いたそうです。その後、歯がなくなった部分を補わなければなりません。入れ歯には大きな抵抗があり、インプラント治療を希望されました。
しかし「歯周病で骨がなくなっているからインプラントは無理!出来ない。」と言われたそうです。その時受けたショックといったら・・・、涙が止まらなかったと言います。
確かにレントゲン検査だけではインプラント治療は不可能かと思われました。そこで、CT検査を受けていただきました。
その結果、インプラントが可能であることが分りました。
CT検査では骨の状態を三次元的に知ることができます。いくつかの検査を重ね合わせることで医療の安全性も増します。
インプラント治療において、現在ではCT検査は、欠かすことのできない検査です。あなたもかかりつけの歯医者さんとよく相談してみては・・・。
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