足立区の歯医者 前田歯科医院の院長コラム

第85回 安心しました

先日、島根町にお住まいの50歳代の女性の方が来院されました。う蝕(虫歯)の治療で歯の型を取り、次には補綴物が入る予定でした。

治療終了時に、このような事を聞かれました。

「先生、心配をしている訳ではないのですが・・・。今回、使用される材料はどんな成分なのですか?」

最近、歯科界で「インプラント」や「歯科技工物」などの事件が発覚。メディアは、他人の口の中に入っていたインプラントを「滅菌」して、また別の人に再利用したり、歯科技工を安価な中国の技工所に依頼し、発がん性の疑いがある「ベリリウム」を多量に含んだ技工物を患者に装着した歯科医院があると報じました。

そこで、歯科技工を委託している技工所との「業務委託契約書」と共に歯科材料の成分表をご覧いただきました。

「わー、凄い。トレーサビリティーができるんですね。安心しました。ありがとうございます。」

ほっとされた様子がとても印象的でした。あなたも悩んでいないで、かかりつけの歯医者さんに相談してみては・・・。

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