2010年がやってまいりました。
歯〜とふるニュースも今年で7年目!!
いつも読んで頂き、ありがとうございます。
年の始めは、新しい目標を決めるのに最適です。
皆様は、今年チャレンジしたいことや、夢はありますか?
私は漢字検定に挑戦することと、
ピアノを弾けるようになることです。
気持ちを新たに、前に向かって進んでいきます!
これからも新しくなったD.land前田歯科医院を
どうぞよろしくお願い致します。
八幡 輝
歯科衛生士 山田の お口の中の豆知識
定期管理中に、「冷たいもので歯がしみる。これって虫歯ですか?」
と良く聞かれることがあります。
虫歯や、歯の亀裂などによりしみていることもありますが、
今回は“知覚過敏”についてお話します。
知覚過敏は、ブラッシング方法、歯ぎしりなど、
生活習慣によるものや、歯周病や
ホワイトニングで起こることがあります。
症状として多いのは、冷たいものや
冷気に触れることで、一瞬鋭い痛みを感じ、
10秒以内におさまるものです。
なぜそのようなことが起こるかというと、
歯の一番上のエナメル質がなくなって
しまったり、歯肉が下がり、
象牙質が露出することが原因です。
象牙質は、神経に刺激を伝えやすいのです。
知覚過敏を改善するためには、症状を抑制する処置と、
その原因を除去することが大切です。
正しいブラッシングを身につける、歯ぎしりにはナイトガードの使用、
適切な薬剤の使用などがあります。
ぜひスタッフに相談して下さい。
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舌の役割としくみ
みなさんは、味をどこで感じているかご存知ですか?
実は舌の場所によって、味の感じ方が違います。
舌には味覚を感じる味蕾(みらい)というものがあり、味蕾は味細胞の集まりです。
味覚の種類は主に5つあり、「甘味」「苦味」「酸味」「塩味」「うま味」があります。
うま味以外の4種類の味は、舌のどこでも
感じますが、その場所によって量的なさがあり、
苦みは舌根(ぜっこん)、酸味は舌体(ぜったい)、
甘味と塩味は舌尖(ぜっせん)で主に感じられます。
舌の大きな役割は、味覚を感じることです。
しかし、その他にも食べ物を食べるときや、
消化を助ける働きがあります。
また、話すときにも重要な役目を果たしています。
また、「舌で体の体調がわかる」とも言われています。
例えば
- ストレス過多・・・舌が青白く、両脇に歯型がついている
- ドロドロ血液・・・舌が全体に紫がかり、舌の上がポツポツ黒い
- 胃腸が悪い・・・舌の上に白いコケが多い
など様々です。
白いコケとは何でしょう!?
これは「舌苔(ぜったい)」といって細胞が白くなったものです。
舌苔がたまると、最近の温床となり、口臭の原因にもなります。
舌フレッシュ等を使用し、舌もしっかり掃除してケアしましょう。
院長コラム
D.Land 前田歯科医院は、2010年を更なる飛躍の年にします。
医療において最も大切なものそれは、
「医療安全管理」だと私たちは考えます。
あなたは、エックス線検査と聞いて何を考えますか。
「見えないところを診断するのに活用するもの」
「放射能がちょっと心配・・・。」
さまざまな考えが頭をよぎります。
エックス線、それは確かに放射能の一つです。
しかし、歯科医療におけるエックス線検査がその被曝によって
放射能障害を引き起こすことは皆無に等しいと断言できますので、どうぞご安心下さい。
放射線の影響は、被曝した線量に対する障害の発生頻度と
重篤性との関係に基づく考え方として、確定的影響と確率的影響に分類されます。
確定的影響とは、ある線量以上(閾値)を浴びると発現します。
歯科領域のエックス線撮影では、閾値を超える線量を被曝することはありません。
従って、確定的影響は全くありません。
確率的影響(悪性腫瘍の誘発や遺伝的影響の発現)とは、
たとえわずかでも浴びると、確立は低くても線量に比例して発現するものです。
一回の口内法撮影時実行線量は0.01〜0.03mSv で、
胸部エックス線撮影の1/3〜1/10、
一年間の自然放射線被曝実行線量の1/70〜1/240です。
また、パノラマ撮影時実行線量(0.02mSv)では1/100となります。
つまり、歯科領域でのエックス線撮影時の被曝は、
普通に生活をしている人が一日に浴びる自然放射線被曝量と同じか
やや多い程度ということになります。
学校や会社で定期的に行われている健康診断のための胸部エックス線撮影を
拒否する人がいないのと同様に気にする必要はありません。
確かに確率的影響のリスク値がゼロに近くても、全くのゼロにならない限り、
そのリスクからは逃れられません。
しかし、エックス線撮影は、正確な医療診断・精密な歯科治療を行うためには
欠かすことのできない、リスクよりもメリットがはるかに大きい医療行為です。
以下の表は日常行為におけるリスク値です。ぜひ参考にしてみてください。
日常正確における各種の行為 | リスク(年-1) |
---|---|
たばこを吸う | 16000 x 10-7 |
たばこを吸う人の横で間接喫煙 | 160 x 10-7 |
健康診断時に胸部エックス線撮影を受ける | 15 x 10-7 |
コーヒーを飲む | 540 x 10-7 |
水道水を飲む | 2.4 x 10-7 |
若年層におけるパノラマエックス線撮影 | 9.0 x 10-7 |
若年層における口内法撮影 | 2.0 x 10-7 |
参考文献(放射線リスクのアクセプタンスについて.保険物理)
前田歯科医院 前田 亨
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