皆さん、こんにちは。八幡です。
ようやく、寒かった冬が終わり、日増しに春めいてきました。
院内新聞の『歯ーとふるニュース』も8周年目を迎えることが出来ました。これもクライアントの皆さんの温かい声や、励ましの言葉があったからこそ、続けてこれたのだと思います。
これからも常に読んで楽しい新聞にしていきます!
少しでも「そうなんだ!」「ためになった」と思っていただけたら嬉しいです。
今の時期、花粉の辛い季節ですので、手洗い・うがいをしっかりして、風邪・花粉対策を行いましょう!
何事も「予防」が大切ですね!!
八幡 輝
クリーニングでの高濃度フッ素塗布について
2011年1月から、「厚生労働省の指導」により、高濃度フッ素塗布が有料となりました。
1回の塗布につき、1,050円です。
歯質を強化し、ムシバ菌が出す酸に溶かされにくい歯になるので、大変効果的です。
ぜひ、定期的なフッ素塗布をオススメします。
3月3日はひなまつり
ひな祭りは女の子の成長と幸せを祈る日です。
ひな人形には「人形が身代わりとなって、子供に災厄がふりかかりませんように」、「子供が健やかに美しく育ちますように」
という家族の温かい想いが込められています。
【豆知識】
ひな人形は宮中の平安装束を模しているものです。
そして、1つずついろいろな意味があります。
- 男雛・女雛・・・天皇・皇后
- 三人官女・・・宮中につかえる女官。中央に坐っている人は既婚者で、お歯黒で眉なし。
- 五人囃子・・・能のお囃子を奏でる五人。
- 左大臣、右大臣・・・老人と若者のペアで文武両道の意味があり、左大臣(老人)は学問と知性の持ち主で、右大臣(若者)は力を司るもの。
- 仕丁・・・泣く、笑う、怒るという人間の3大表情を表している。
日本には幸せを願ったり感謝をしたりする日がたくさんあってステキな国ですね。
歯科衛生士 平岩直美の歯っぴーらいふ
今回のテーマは『神経がない歯の将来性』
歯の神経の役割は、栄養分を歯に与え、痛みやしみるなどの知識を感じ取る大切な働きがあります。
ムシバなどで神経を取るという事は、その役割がなくなる為、神経がある歯と比べると、歯の生存率は圧倒的に低く、トラブルを起こしやすくなります。
その代表的なトラブルとは?
- 歯根破折(根っこが折れたり、亀裂が入る。歯を抜かなくてはならない。)
- ムシバになりやすい!!
神経のない歯はもろく、通常の噛む力や、歯ぎしりなどにより割れてしまう事があります。
木に例えてみましょう!生き生きとした木は、叩いたり、蹴ったりしても大丈夫ですが、枯れ木に力が加わると折れやすいですよね?!
神経を取った歯も枯れ木のような状態なのです。
ですので、定期的にレントゲンを撮ったり、先生による咬み合わせチェックが必要となります。
痛みを司る感覚がないので、気付かないうちにムシバが進行しやすいので、歯の寿命を伸ばす為にも、担当衛生士からあなたに合ったホームケアのアドバイスを受け、予防プログラム(キシリトールやフッ素等)を実践して下さい。
歯は、ご自身の大切な体の一部です。長く付き合っていく為にも、定期管理していきましょうね!
ギリギリ・ギュー・カチカチ・・・これって何の音??
正解は『歯ぎしり』の音です。
皆さんは「朝起きたら顎が痛い」「口が開けづらい」「カクカクと音がする」などの症状はありませんか?
原因は咬み合わせの問題のほか、ストレスなどがあげられます。
<歯ぎしりの3つのタイプ>
- ギリギリ型・・・歯をこすり合わせる⇒ムシ歯で詰め物が合わないことが原因。
- ギュー型・・・くいしばる⇒ストレスが原因。
- カチカチ型・・・カチカチ鳴らす⇒2つの原因が重なっておこる。
食事のときの噛む力は10kg前後なのに対して、
歯ぎしりでかかる力は70kg前後と大変強い力です。
長い間噛み続けて、顎や頭の筋肉を酷使するため、
肩こり・顎の痛み・偏頭痛などが起こってきます。
また、顎の関節に負担がかかると、
顎関節症を引き起こすことがあります。
それから、歯が欠けたり、歯を支えている骨が溶けて、歯周病が進行するなど、
歯へのダメージが大きいです。
大切な歯を守るためにも、改善策として、
マウスピース
(ナイトガード)は
夜、寝るときに
つけて使います。
- マウスピース(ナイトガード)を着用する
- ストレスを溜めない
- 片側の歯ばかりで食べない
などがあげられます。
小さな生活習慣の改善からも軽減できる可能性は十分にありますので、もし症状がある場合は早めに先生に相談して下さい!!
院長コラム
子供の虐待などがニュースで取り上げられるたびに、「いまどきの母親は・・・。」と批判されがちです。しかし、D.Landは、日頃から小さな子供たちのお母さんたちとよくお話をするので、子供をはじめ家族のことを誰よりも真剣に考えているお母さんがたくさんいることをよく知っています。
自分の寝る時間を削ってでも、帰りの遅い家族のために夕食を温め直し、朝もお弁当を作るために早起きをする。そういうお母さんほど家族のために「もっとバランスのいいご飯をつくらなくては」「虫歯にしないように管理しなくては」と、努力を重ねています。家事、育児、あるいは介護と、さまざまな家庭の仕事に対して、本当にがんばっています。
会社で働くお父さんも、学校で学ぶ子供たちも、がんばっています。そして、仕事や勉強は、職場や学校でという公の場でその「がんばり」を評価してもらえます。しかし、家庭の仕事は、いくらがんばっても評価してもらいにくいもの。せめて家族からの一言、「ありがとう」が欲しいのに。それすらなかなか言ってもらえないのも事実です。
D.Landも、家庭を持つ女性がたくさん働いています。当然、お母さんとしての悩みや要望を持っています。だからこそ、D.Landは、お母さんの目線で大切な家族を虫歯や歯周病から守るように、生涯、健康で、すてきな笑顔で過ごせるように、予防管理型歯科医療を提供できるのです。
いつも、いつも子供をはじめ家族のために、大切な時間やお金を使っているお母さん。これからは、ご自分のために、少しの時間とお金を使ってください。
そして、大切な家族のために、これからもずーっと、元気で、明るく、すてきな笑顔でいて下さい。何も言ってくれなくても、これが、ご家族の本当の願いだと、私たちは思っています。
D.Land 前田歯科医院 院長 前田 亨
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