足立区の歯医者 前田歯科医院の院内新聞

院内新聞『歯〜とふるニュース No.57 2012年7・8月』

お得な パック 好評発売中!!

  • 定期管理パック 4,000円(通常より740円お得)
  • キシリトールパック 3,000円(通常より180円お得)
  • イエテボリパック 1,400円(通常より280円お得)
  • 予防はじめてパック 1,300円(通常より230円お得)

詳しい内容はスタッフ、受付へ☆

新製品紹介

Brilliant more ブリリアント・モア

イオンの力で「浮かせてお」落とす美白歯磨剤

紅茶やコーヒーで着色する方にオススメ

  • 特徴1
    ステインを浮き上がらせる成分を配合
    ピロリン酸ナトリウムがステインを浮き上がらせ、ブラッシングですっきり落とし、歯牙本来の白さを引き出します。
  • 特徴2
    ムシ歯を予防するフッ素配合
    フッ化ナトリウム(フッ素)が再石灰化を促進し、ムシ歯を予防します。

flour floss フロア フロス

歯ぐきに痛みを与えずプラークをしっかりからめ取る

歯周病予防のために作られたフロスです!!

  • 特徴1
    歯ぐきの中に入れても痛くない!
    唾液の水分や摩擦によって柔らかな繊維がふわっと広がるので、歯ぐきの中に入れても痛くありません。
  • 特徴2
    汚れを残さずからめとる!
    384本もの繊維が歯ぐきの中に入り込み、からめとります。

母乳と虫歯??

先日、歯科検診で「虫歯になるから母乳育児はもうやめなさい」と指導され、産科からは「虫歯の原因は母乳ではなく、他の食べ物だから卒乳は必要ない」と言われ、どうして良いのか分からずに来院されたママがいました。

砂糖製品に比べて母乳のほうが虫歯になりにくいのは確かです。しかし、砂糖より危険性は少ないとはいえ、母乳に含まれている乳糖でも虫歯になる可能性は十分にあります。特に日本文化特有の夜間授乳をしながら寝かしつけたりすると、唾液による「汚れの洗い流し」がなくなるので、虫歯が進行しやすくなります。

では、母乳で育った子供がみんな虫歯になっているのでしょうか?

答えはNOです。

D.Landきっずに来院し、母乳育児をしている子供達に虫歯はありません。その秘密は何でしょうか??

ママも子供達も一緒にしっかりと定期管理をしているからです。

虫歯の原因であるミュータンス菌のコントロールを行い、プラークを適切な方法で除去すること。これが大変重要となってきます。

母乳はママにとっても子供達にとっても、とても大切なものです。

一般的な歯科ガイドラインでは、1歳6カ月で卒乳と記されています。D.Landきっずでは、各々のリスクコントロールをし、定期管理を行っていれば、自然卒乳を推奨しています。

愛情たっぷりのスキンシップで、おおらかに虫歯のない子供達を育てていくことが、D.Landの使命でもあります。

唾液のお話

唾液の作用には、私たちの身体を守るためのさまざまな作用があります。

唾液のちから

  1. 消火粘膜を保護する作用
  2. 食べ物を歯ですりつぶし、飲み込みやすくする作用
  3. 口腔内の保湿や、抗菌作用による口臭防止
  4. 酸を中和させる作用
  5. 再石灰化作用

※4,5の2つは虫歯予防の働きがあります。

唾液の量は、人それぞれ違います。

では、唾液をたくさん出すにはどうしたら良いでしょうか?

1.唾液腺をマッサージする
2.100%キシリトールガムをかむ

1.唾液腺をマッサージ

耳の後ろにある「耳下腺(じかせん)」を指で刺激します。
お子様の場合、仕上げ磨きの前にやると効果的です。
親子のスキンシップにもなりますし、仕上げ磨きがスムーズにできるようになります!!

2.100%キシリトールガムをかむ

100%キシリトールガムには、ミュータンス菌を抑制する虫歯予防の効果もある!

ガムを噛めば沢山唾液が出る

唾液を飲み込む力がつく

舌の筋力がきたえられる

歯並びも予防できる!!

ガムをかむことで良いことがたくさん。ぜひ皆さんもためしてみてくださいね!

院長コラム

足立区 前田歯科医院 院長 前田 亨

D.Landでは、これまで科学的エビデンスに基づきリスク管理、定期的で継続的な定期管理を主体にした歯科診療を推し進めて参りました。

その結果、定期的に来院してリスク管理、定期管理をしている子供たちにおいては、12歳時で、永久歯が一度も虫歯になったことがない人(カリエスフリー)の率93.8%を達成し、予防歯科先進国スウェーデンの86.0%をしのぐ結果となりました。

ちなみに、日本全体の12歳時のカリエスフリー率は54.1%です。

また、成人においては、長期にわたり定期管理を継続している方は、治療後の抜歯率が大変低く、10年以上定期管理を継続している方において、75歳以上で10年間に歯を失う本数は平均0.33本です。それに対して、厚生労働省の歯科疾患実態調査におけるデータでは、75歳以上で10年間に歯を失う本数は平均5.6本です。

その差は、17倍です。

クライアント(患者さん)が日常的に家庭で行う適切なブラッシングやフロッシング、またフッ化物の効果的な使用が、口腔の健康を守るために必要なことに違いはありません。

それに加えて、定期的に歯科衛生士が行うPMTC(クリーニング)を受けていただくことで、お口の健康をより確実なものにしていきます。

歯科医療においては定期管理、定期管理の効果は絶大なものなのです。

こうした取り組みをシステム化し、診療にきちんと反映させている歯科医院は、残念ながら日本ではまだ少ないのが現状です。

このような取り組みをD.Landだけでなく、多くの診療所にも取り入れてもらえることが、私たちの願いでもあります。

D.Land 前田歯科医院 院長 前田 亨

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