足立区の歯医者 前田歯科医院の院内新聞

院内新聞『歯〜とふるニュース No.59 2012年11・12月』

冬休みのお知らせ

D.land、D.land きっず に通う方々へ
定期管理の時に、
使用中の歯ブラシをお持ちください。

持って来ていただく目的

  • (1)効率よく磨ける、歯ブラシを使っているかを確認します。
    (大きさ、毛のかたさ、毛先が広がっていないかを診ます)
    ※場合により、ご自分に合った歯ブラシを処方します。
  • (2)染めだしをした後に、担当歯科衛生士が、プロフェッショナル ブラッシングを致します。
    (歯ぐきのマッサージ効果もありますので、とても気持ちよくて快適ですよ。体感して、讐段ご自身が行う歯磨きと比べてみてください。)

歯周病予防の基本は、なんといっても、ご自身が行うホームケアです。
ご一緒に毎日使う予防アイテムのチェックをしましょう!!

D.land きっず コラム

午前中のD.landきっすは、乳歯が生えとろう前(3歳未満)の子供達の笑顔で溢れていあす。そんな中、「歯並び・かみ合わせ」を心配しているママ達が増えています。

歯並び・かみ合わせの発育は、子供達の成長発育において重要な要素です。

歯並びやかみ合わ世の不正は、咀嚼・嚥下・発音の問題や表情筋の不正による顔の歪みなどを引き起こすと同時に、偏頭痛・冷え性・肩こり・集中力不足・学力低下など全身にも影響が出てきます。

原因は遺伝的なものもありますが、その子自身をとりまく環境が大変影響してきます。

癖・姿勢・生活環壌・心理、精神的発達・食べ方など様々な要因が総て「歯並び・かみ合わせ」としてあらわれてくるのです。

そおれらの要因に早く気づいてあげること、起こる前のアドバイス、早期からの管理こそが、、正しい歯並び・かみ合わせの大切な一歩となってきます。

キレイな歯並びも、むし歯や歯周病と同様に予防ができます。

D.landきっずでは、むし歯や歯肉炎の有無、歯磨き状況だけではなく、歯の生え方や顎の状態などに関わる生活環境や成長発育のありとあらゆるチェックをしています。

子供達がキレイな歯で沢山笑って過ごせる明るい将来のために、しっかりとサポートしていきますので、なんでも聞いてくださいね。

D.landきっず 木を守ろうプロジェクト

「D.Landきっず」では、虫歯や不正校合(歯並び)を予防し、お口の中の健康を守るだけではなく、幼い頃から命の尊さ、モノの大切さなど環境問題に対しても考えられるような子どもに育ってほしいと考えています。

安全・安心をモットーに可能な限り多くのデイスポ(使い捨て)製品を使用しています。

そんな中、「D.Landきっず」に通う子どもは紙エプロン、紙コップの代わりに、お家からマイタオルやマイコップをきっず専用のバックに入れて持ってきていただき診療中に使っています。

保護者の方々には、このような取り組みに対してこ理解いただき心から感謝いたしております。皆様のおかげで「D.Landきっず」オープン以来、一年間で森の木に換算すると何と2本の木を切り倒さずにすみました!!

日全国には7万件以上の歯科医院があります。このような取り組みが日本の歯科医院に広がることで、14万本以上の森の木を救うことができるのです。

一人ひとりの力はわずかでも、みんなで取り組めば1年間でいくつもの森を守ることも可能です。

新登場!「ピカキッズ」

ピカキッズ
50g入り 1,050円

アパガードリナメルに新しい仲間が増えました
その名も「ピカキッズ」

乳歯や萌出まもない永久歯に、栄養(ミネラル)を与え、丈夫でツルツルな歯に育てていきます。

元気な毎日を支えるうえで、エナメル質の密度が高い健康な歯は何より大切です。

お子さんの歯を大切にしたいお母さん、ぜひお試し下さい。

HomeGel(ホームジェル)もパッケージがリニューアル

形態が旧タイプに比べてスリムになりました。
中味や内容量に変更委はありません。

院長コラム

足立区 前田歯科医院 院長 前田 亨

診療中には、色々な質問を受けます。そこで今回は、最近大井質問についてお答えしましょう。

日本人が歯を失う原因の約9割が虫歯と歯周病です。では、この「歯周病」、どのような病気だと思いますか?

『口が臭い』『歯ぐきから血が出る』『歯がグラグラする』『食事中に歯が痛い』

確かに重症になれば、そのような症状が出てきます。しかし、恐ろしいのは初期や中期では、ほとんどの場合これらの症状はありません。

実は、この歯周病も虫歯と同じく「バイオフィルム感染症」です。またしても人から人へと感染する病気です。感染源はパートナー(夫婦など)や両親がほとんどです。

キスをする、同じ食器を使うなど、長い時間をかけて感染します。もしも、喫煙していれば、発症のリスクは更に高くなります。

また、歯周病菌単独では薬剤も効果的なのですが、厄介なことに口の中では、歯周病菌は単独ではなく、「バイオフィルム」の一員になっているのです。

一体「バイオフィルム」とは何なのでしょうか?

700種類の細菌や微生物の集合体で、お互いが手と手を取り合い強力なバリアを作り、薬剤などほとんど効かない状況を作り出しています。歯周病菌に薬剤が効かないのはこのためです。

では、歯周病は予防できないのでしょうか?

いいえ、できます!しかし、大切なポイントが3つあります。

(1) 専門の医療機関で自分の状況を把握すること。(二十歳以上)
(2) 処置が必要であれば必ず処置を受けること。
(3) 3ケ月から4ケ月に一回のペースで必ず定期管理(定期管理)を受けること。

なぜならば、現在、最も効果的なバイオフィルムの除去は、機械的破壊です。

日常での正しいブラッシング(歯磨き)では歯肉より上のバイオフィルムを破壊します。

そして、歯肉溝の中のバイオフィルムは、専門機関の歯科衛生士によるPMTCで破壊します。

破壊というと痛いというイメージがありますが、実際は気持ちよくて眠ってしまう人もいるくらいです。

これらの方法で、健康な歯は守れます。

「予防歯科」とは、虫歯や歯周病にならないように、あなたと医院が力を合わせて幸せを手に入れる場所なのです。

D.Land 前田歯科医院 院長 前田 亨

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