ハブラシは1カ月に1本交換しましょう!
毛先が広がったハブラシは、歯垢(プラーク)を十分に落とすことができなくなります。また、広がった毛先で、歯ぐきを傷つけてしまうことも・・・。
それから、毛先が広がっていなくても、だんだん弾力性がなくなり、毛先そのものが痛んでしむので、やはり汚れが落としずらくなります。
「すぐに毛先が広がってしまう」という方は、磨く力が強いのかもしれないので、磨き方のチェックをしましょう!
駐車場のご案内
合計11台の駐車スペースがあります。
※建物の左側は、2・8・10・11・12・13・17の番号のみです。
お間違えのないようよろしくお願いします。
舌と歯並びの関係について
皆さんの中で、無意識にポカンと口が開いていたり、噛むときや、飲み込むときに、舌が前方に出てしまうことはありませんか?
これは、「舌癖(ぜつへき)」と言って、歯並びやかみ合わせに大きな影響を及ぼす癖の一つです。
人は、1日に約600回も無意識に唾を飲み込む動作をしています。
そのたびに舌で歯を押していたらどうなるでしょう。
歯と歯の間にすき間ができたり、サ・タ・ナ・ラ行などの発音が舌足らずなることがあります。
舌癖がある人の共通点は、口輪筋(唇の周りの筋肉)の力が弱く、意識しないと唇を閉じられないということです。
口の周りの筋肉が弱く、バランスが悪いと、舌で前歯が押されて、開咬(かいこう:前歯が開いている)や、上顎前突(いわゆる出っ歯)あるいは反対咬合(受け口)といった不正咬合を引き起こすことがあります。
また、このような癖があると、矯正治療が順調に進まなかったり、矯正治療後に後戻りすることがあります。
舌のトレーニングを行うことで、
- 歯並びの乱れを予防
- 口呼吸の改善
- 食べ方の改善
- 発音や滑舌の改善
- ファイスラインが引き締まる
など、良いことがたくさんあります!!
舌のトレーニングは継続が大切です。(筋肉は使わないと、衰えてしまいます)
きっず
皆さんこんにちは!!
毎日のハミガキの相棒、「フッ素」の役割を知っていますか?
●フッ素の効果●
- ☆細菌抑制・・・むし歯の原因菌の活動を抑えます。
- ☆歯質強化・・・むし歯になりにくい、強い歯を作ります。
- ☆口臭予防・・・寝る前にフッ素を使用する事で、寝ている間の菌の増殖を抑え、朝起きた時、特有の口臭を防ぎます。
⇒年令やお口の状態によって、フッ素を使い分ける事には理由があります。
ハミガキ粉(例えるならシャンプー)
歯についているプラークを落とします。
ジェル(例えるならリンス)
お口の中に停滞し、歯を強くします。
D.Landに来る時は必ずハブラシを持ってきて下さい。
お子さんが、おうちでもゴロンして、上手にお口を開けられるように、また、ママ達が効率よく仕上げみがきができるように、クリーニング前に毎回ハミガキの練習、確認をします。
院長コラム
「予防歯科」って何?
虫歯にならないためには、唾液検査を行い医学的データに基づいた予防プログラムを立て実践することが重要です。
ですが、すでにご自分の歯も少なくなってるし、今さら遅いと思っている方、虫歯は一本もないから大丈夫と思っている方は意外と多いのではないでしょうか。
しかし、それは誤解です。歯が少なくなっている方は、これ以上歯を失なわないために、また虫歯がない方は一生自分の健康な歯で楽しい食事をし、素敵な笑顔でいるために必要なことなのです。
虫歯菌の多い人は、この菌を減らすプログラムを実践します。例えば、毎食後のフロッシング、ブラッシング後、寝る前に『100%キシリトールガム』を5〜10分間噛んでもらい、フッ化第一スズ配合のジェルを歯に塗布してもらいます。何も難しくはありません。
また、フッ化物が必要な人であれば、イエテボリ法(低濃度フッ化物配合の歯磨剤で2分間良く泡立ててお口の中全体をブラッシングし、できるだけ唾は吐き出さず、最後に口をすすぐ時も、10CC(ペットボトルのキャップ一杯分)で1分間ブクブクうがいをし、その後2時間は飲食をしないというブラッシング方法)を実践していきます。
そして、3〜4ヶ月に一回医院で高濃度フッ化物を塗布するだけです。
ここにあげた項目はほんの一例に過ぎません。個人個人で予防プログラムは異なります。
「そんな事しなくても、虫歯になったら歯医者で削ってもらって、銀歯にすればいいじゃないか」
本当にそれで良いのでしょうか?
一度治療した歯は元の健康な歯に戻った訳ではありません。治療した歯は、どのような治療も平均10年とはもちません。再治療が必要になるのです。また、治療の度に削られる量は増えます。最初は小さな詰め物だったものが、次は歯を覆う被せ物になり、ついには神経を抜かれ、最後は歯が割れて抜歯。というプロセスが多いのも事実です。
これは簡略化したプロセスなので、人それぞれの経緯や経過は異なります。
虫歯が進行してしまうと、再石灰化しても元の健康な歯には戻りませんし、削って詰める以外に治療方法は見当たらないのも事実です。
たとえ、このような場合でも虫歯地用で最初にやらなければならない治療は、その人が虫歯にならない、なりにくいお口の中の環境を作ることです。
虫歯治療を繰り返し、歯を失わないようにするためには、まずこのような内科的な考え方が必要になります。これが生涯、歯を守るために最も大切な『予防歯科』なのです。
D.Land 前田歯科医院 院長 前田 亨
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