足立区の歯医者 前田歯科医院 メディア掲載

放夢新聞 知って得する歯の話 第五回「掛かりつけ医」
[第977号 平成22年12月27日発行]

前田歯科医院 院長 前田 亨今回は、私が今までに受けた虫歯や歯周病、また口の悩み相談から、「掛かりつけ医」の重要性についてお話します。

虫歯や歯周病は風邪とは違い、自然治癒することはない病気です。早く治しに行かないと悪くなる一方です。

では誰に相談すると良いのでしょうか?当然のことながら歯科医院に来て頂くことが一番です。皆さんの歯の状態を常に気遣ってくれる「掛りつけ医」を見つけてください。それは歯科だけでなく、風邪や関節痛など、体調を崩した時に行っている内科や整形外科などについても同様です。

さて、それでは当院に相談に来られる方々の主な内容を列記します。

  • 歯が痛い
  • 口が臭いといわれる
  • 食事が不便
  • 思いっきり笑えない
  • 子どもには虫歯で苦労させたくない
  • 今さら間に合わない

などが主な相談です。

この方たちの相談内容は私の医院のホームページに載っていますので、ご覧頂ければと思います。

では、このようなご質問や不安を抱えている方々に私がまず最初にお話しさせて頂くことは何だと思いますか。

『虫歯ってどんな病気だと思いますか?』

『歯周病ってどんな病気だと思いますか?』

『お口の中を、虫歯にならない環境、歯周病にならない環境にすることがないより大切です。そのために精密検査をして、現状を把握して、最善の治療方法、定期管理方法を一緒に考え、大切な歯を一生守っていきましょう』です。今まで私の連載にお付き合い頂いた皆さんであればお分かりですね!

話しはちょっと変わりますが、私は太ってしまってから一生懸命ダイエットをするタイプです。頑張れば痩せられますが、またカロリーの高い食事をすると元に戻ります。本当に痩せたいのであれば、過剰なカロリーは取らない、運動をして、太らない環境と体を作るという具合になります。

歯はもっと簡単です。普段皆さんがやっている歯磨きを正しく行い、3〜4カ月に一度、定期的に歯の定期管理に通うということだけです。ダイエットするよりもずっと楽だと思いませんか?ダイエットのように食べたいものを我慢することもありません。

しかし歯磨きも、定期管理も、皆さんの口の中の環境が分からないまま、やみくもに行っても効果は低いのです。だからちゃんとした検査をして、あなたにとっての最善の方法を見つけることが重要になります。

歯医者さんは、嫌われ者の代表格です。それは歯を削られたり、抜かれたりするからです。

予防歯科では、あなたの大切な歯を、一生健康な状態で残すことを目標にしています。

まずは「掛かりつけ医」を見つけることからです。

予防歯科に関して、しっかりとした知識と技術を持ったドクターに巡り合えることが、生涯、笑顔で過ごせる一つのコツかもしれません。

>> メディア掲載に戻る

知って得する歯の話 第五回「掛かりつけ医」

>> メディア掲載に戻る

このページのトップへ