[2012年08月29日]
同じ歯科医と歯科衛生士が見守ります
定期管理を行う歯科医院では、
いつも同じ歯科医・歯科衛生士に診てもらえます。
歯科衛生士は国家資格をもった予防の専門家で、
器具や材料を使って
歯や歯ぐきをきれいにするのが役割です。
むし歯がない子は
歯科医より歯科衛生士と接することの方が多いのですが、
担当衛生士はその子の性格や興味、
癖などカルテにないことまで把握していて安心です。
歯科医の診察のとき泣く子もいますが、
自由に身動きできない状況では当然で、
実は頑張っていたりします。
泣くのはその子なりのコミュニケーション。
終わったとたんに泣きやみ、
「バイバイ」「またね」と笑顔を見せれば、
歯科医との信頼関係が築けている証拠。
心配ないですよ。
[2012年08月15日]
お口の成長記録“健康ファイル“は愛のあかし
歯医者さんでもらう健康ファイルは
カルテみたいなものですが、
それだけにとどまりません。
半年に1度撮影するお口の写真と予防の記録は、
乳歯が生え永久歯に代わっていった様子や、
どのようにきれいな歯を育てていったかという
その子の貴重な成長記録でもあるのです。
大きくなったときそれを見た子は、
こんなにも手をかけてもらったことに
感謝するでしょう。
親のおかげで手に入れたむし歯のない宝物の歯を、
これからは自分が大事にしていこうと思うはずです。
定期管理型歯科医院の健康ファイルは、
親子の絆を強めることにも役立っています。
[2012年08月01日]
記録を積み重ねてむし歯のリスクを管理する
定期管理型の歯医者さんに通う子は、
健康ファイルをもっています。
手元におけるカルテみたいなもので、
毎回、その子のお口がどういう状態だったか
記録されます。
前回と今回ではどう変化しているか、
どの歯が生えはじめてきたか、
むし歯菌の感染がじょうずにおさえられている、
舌の使い方によくない癖がある、
あごの成長と歯の大きさのバランスに問題がある、
などお口の状態と処置を歯科医師が記し、
それを基に新たな予防プランを立てていきます。
年齢に合った生活習慣のカウンセリング結果は
カルテに書き入れ、歯科医もしっかり把握します。
健康ファイルがもち帰れるのは、お口の状況を
本人や家族がいつでも確認できるようにするためです。
子どもの健全な歯や健康は、
歯医者さんと家族と本人が力を合わせて、
はじめて手に入るものなのです。