[2014年02月19日]
歯みがき準備をしましょう─1歳まで
歯が生える前から、なにか食べるごとに
お口のなかをしめらせたガーゼでふき、
歯みがき準備をしていきます。
こうしてお口の中に、
食べもの以外の異物が入る習慣がつくと、
歯ブラシを入れたときにいやがりません。
赤ちゃんのときはお母さんの膝に横向きに寝かせ、
大きくなってからは、
正座して開いたお母さんの膝のあいだに
頭がくるようあお向けに寝せるか、
膝の上に頭をのせます。
この姿勢だと、
お母さんが指を子どものお口に入れて片側に引っ張り
広げたときに、上の歯の裏までよく見えます。
寝かせみがきは、お母さんが仕上げみがきをやめる
小学4年の終わりまで続けます。
子どもが手をばたつかせて困るときには、
大判のタオルでおくるみにすると、
赤ちゃんも安心できます。
お口の掃除をすることで、
清潔な歯や歯ぐきの気持ちよさを教えてあげたいですね。
.
[2014年02月05日]
指しゃぶりは子どもの意志でやめる
3歳までの指しゃぶりは、
お口の筋肉の発達のために
おすすめしていますが、
それ以降は
歯並びや噛み合わせに影響がでてきます。
出っ歯になったり、
上下の前歯に隙間ができたり、
奥歯がずれてしまうことがあるのです。
指しゃぶりをやめさせるには、
生活のリズムを整え、
外遊びや運動でエネルギーを発散させ、
手や口を使う機会を増やすのがひとつの方法です。
大人が考える以上に、子ども自身も
指しゃぶりは赤ちゃんみたいではずかしい、
と思っていることがあります。
「きれいなお姉さんになりたい?
じゃ、指しゃぶりはやめようか」
と話せばわかる子もいます。
お誕生日、入園、夏休みなどの節目がやめさせどきです。
そうした機会にぜひ、頑張ってもらいましょう。
.