[2013年02月28日]
親の菌を善玉に変えれば子どもがむし歯にならない
むし歯は感染症ですが、
子どもがミュータンス菌をもらうのは、
ほとんどがお母さんからです。
お母さんのお口のなかを見れば
子どものお口を見なくても、
歯医者さんには想像がつきます。
両者のお口はとても似るからです。
お母さんのお口にむし歯や治療した歯が多ければ、
子どもにもたくさんむし歯や治療の跡があります。
たいていの子どもは、
いつかはミュータンス菌に感染します。
ところがたとえ感染しても、
すみつかなければむし歯は防げます。
お母さんのミュータンス菌を、
歯にくっつきにくい善玉菌に変えればいいのです。
育児にかかわるほかの家族からうつることもあるので、
家族ぐるみで検査を受け、
ミュータンス菌対策に取り組みましょう。
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[2013年02月13日]
むし歯のリスクを調べて生活習慣を変えよう
もし子どものお口にむし歯菌がすみついていたら、
生活習慣を見直し、
むし歯になりにくい環境を整える必要があります。
そのためにまず行うのが
だ液検査を含む精密検査です。
むし歯のなりやすさは、
ミュータンス菌( 強力なむし歯菌)の数や
だ液の質や量、授乳の状況、
おやつを含む食生活など、
さまざまな要因の組み合わせで、
ひとりひとり違います。
もしミュータンス菌に感染していても、
家族ぐるみで定期管理をることで、
子どもの歯は守れます。
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